
Instagramで見かけたKALって、何ですか?編み物と何か関係あるの?
編み物界隈のSNSでよく見かける「KAL(CAL)」ハッシュタグを検索するとさまざまな作品が出てきてワクワクしますよね♪
しかし、編み物KALに対して疑問に思うこともあります。
今回の記事ではKAL(CAL)の解説をしていきます。
- KALは同じテーマの作品を決められた期間みんなで編むイベント
- KALは参加表明をしてスタートする。
- KALにはそれぞれにルールがある
KALにはいくつかルールがありますが、魅力もたっぷり!ポイントを押さえてSNSでも編み物を楽しんでみませんか?
KALって編み物の何を意味してるの?
KAL(CALもしくはKCAL)は、「Knit a long」の頭文字を取っています。
訳すると、「みんなで棒針編みを楽しもう!」という意味になります。CALだと「Crochet a long」、KALは棒針編み、CALはかぎ針編み(Crochet)KCALは棒針編みとかぎ針編みどちらも、という意味になります。
KALは、決められた期間内に、同じ条件でみんな一緒に編んでいく、主にネット上で行う編み物のイベントです。
例えば「8月1日から8月31日まで、コットン糸で靴下を編む」「11月15日から12月20日まで、○○さんがデザインしたパターンを編む」といった感じで、さまざまなKALがネット上で行われていいますよ。
KALの手順



KALに参加したくなってきた!手順を教えてください。
KALは以下の手順でKALに参加します。
重要なのは「参加したKALの条件をよく読むこと」こちらの手順はあくまで一般的なやり方であり、KALは主催する方によって細かく条件が違ってる場合があります。
やってみたいKALを見つけたら、参加表明をしましょう。
InstagramやXに「○○KALに参加します!」とpostするだけでOK。たまに条件が違う場合があるので、主催者さんのアカウントを読んでおきましょう。
参加表明をしたらひたすら編みます。
KALによっては、期間内に作品を完成させることができたら抽選で景品が当たる場合もありますよ。景品目指して期間内に編みあげましょう!
景品がもらえなくても大丈夫って方はのんびり編んでも大丈夫!楽しむことが大切です。
KALのタグ付けをして制作過程をpostするのもおすすめです
完成したら完成報告をしましょう。
完成報告は、KAL主催者のページへ行き、完成報告ページにコメントすることが一般的。
条件によって違いがあるので、それぞれのKALの条件を読んで、そのルールに従って完成報告をしましょう。
KALに参加する上で押さえておきたいポイント



KALに参加する際はいくつかポイントや注意点があります。
KALに参加する際、十分に楽しむためにもいくつかポイントがあります。
- KALの参加条件は要チェック
- できるだけ期間中に編みあげられそうな作品を選ぶ
- ミステリーKALはネタバレしないように注意
- ハッシュタグを積極的に付けて共有しよう
KALに特に厳しい決まりはありませんが、ポイントを押さえることでより楽しむことができます。
1つひとつ解説していきますね。
KALの参加条件は要チェック!!
KALは主催する人もさまざまで、主催者によって条件やルールが細かく違います。
そのため「あっちのKALではOKだったことが、こっちのKALではNGだった」なんてことも。
KALを見かけたら、必ず主催者のページへ行き、参加条件やルールはチェックするようにしましょう。



私も以前、ルールをよく読まずにKALに参加してしまい、景品の抽選条件を満たせず残念な思いをしました。
できるだけ期間中に編みあげられそうな作品を選ぼう
KALには開催期間が必ず決まっています。
しかし期間も主催者によってさまざま。ワンシーズンという長期的なものもありますし、1ヶ月で終わってしまうKALもあります。
抽選のプレゼントがあるKALに関しては特に、期間中に編みあげられそうな作品を選ぶと、抽選に参加できるなど、嬉しいことがありますよ。
短期のKALでは小物を編む、長期のKALでは大物にチャレンジなど、KALの定める期間に合わせて編む作品を決めてみるといいですね。
ミステリーKALはネタバレしないように注意
KALの中には「ミステリーKAL(MKAL)」というものがあります。
ミステリーKAL(MKAL)とは
毎週少しづつパターンが配布されていくKAL。最後のパターンが配布されるまで、どんな作品になるのか分からない「ミステリー」なことが特徴。
ミステリーKALは、KALの性質上、ネタバレをしないことがルールとして決められていることが多いです。
作品の途中経過をSNSでpostする場合は、1枚目の画像は別画像にして、2枚目に作品の画像を入れるなどして、ネタバレしないような配慮をしましょう。



ミステリーKALの条件も、ネタバレに厳しい場合と、ゆるい場合とあります。ルールをよく読んで参加しましょうね。
ハッシュタグは積極的に付けて共有しよう
KALの醍醐味は、同じテーマを同じ期間、みんなで編むことです。
そのため、KALに参加したらハッシュタグは積極的に付けましょう。
また、タグを辿って同じKALに参加している方の作品を見にいくこともおすすめ!
同じ条件で編んでいるのに、使う糸や編み方によって雰囲気がガラリと変わることもあるので、編みたい気持ちが刺激されますよ。
よくある質問
- KALの探し方を教えてください
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SNSの検索で「編み物 KAL」で検索したり、編み物をしている方のタグから検索してみると見つかることが多いです。
また、手染め糸やパターンを販売する作家さんが主導してKALを行う場合も多いので、作家さんのInstagramをチェックすることもおすすめですよ。
- KALのメリットは何ですか?
-
KALの大きなメリットとしては、「同じテーマの作品を編むことで参加者同士の交流が生まれること」です。
作品を褒め合ったり、分からない部分を教え合うことで、繋がりが出来てより編み物を楽しむことができますよ。
自分には少し難しいかも…という作品もKALにチャレンジすることで編めるようになることもあります。
スキルアップやモチベーションの維持の効果もあります。
- MKALのおすすめが知りたいです
-
MKALは毎年同じくらいの時期に開催されるものがあります。
スティーブン・ウエストさんが開催するMKALと、amirisuさんが開催するMKALは近年ほぼ毎年開催されています。
スティーブンさんのKALはRaverly(編み物のSNS)で、amirisuさんのMKALはamirisuさんのショップサイトで購入できます。
まとめ
- KALはみんなで編み物を楽しむことを目的としたSNSで主に行われるイベント
- KALでは、同じテーマの作品を決められた期間内で編むことが基本的なルール
- 開催されるKALごとにルールがあったり、景品があったりする
- KALは主催者によって細かなルールの違いがあるため、詳細を確認することが重要
KALは、編み物好きさんと繋がることができる楽しいイベントです。
ルールや参加表明の仕方など、開催されるKALによって違いがあるので、注意が必要ですが、そこさえ押さえておけば、準備はOK!
あとは編み物を楽しむことに集中できますよ。
編み物好きさんの他の作品を見て、感動したりモチベーションを上げたりして、「編み物のお祭り」を楽しんでみませんか?
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